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Studio VIEWLIX

人生とは、まさにどうしようもないものであり、どうしようもないものであってどうしようもないものである。つまりどうしようもないもの 、簡単に言えば、どうしようもないもの、そのものである。

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GP京都2018のMMM京都出張版に参加したお話
お久しぶりです。今回はMTGのお話。
つい先日、グランプリ京都2018が開催されました。自分は本戦は知り合いにレガシープレイヤーがいないので参加できませんでしたが。
その代り、サイドイベントのマンスリーモダンマスターズ(MMM)京都出張版に参加してきました。
参加者200人以上、最大スイス8回戦ということで、半年間やってきたモダンの腕試しには丁度いいかと無謀ながら突っ込んできました。
折角なので、備忘録も兼ねてその時のデッキ(青黒フェアリー)と試合内容をメモ書きしておきたいと思います。モダン歴半年ちょっとの初心者の戯言なのであまり真に受けないでください。
だいぶ長文になってしまったので折り畳んでおきます。以下続きを読むから…


●デッキリスト

年末に投稿した記事のリストを少し弄ったモノになります。

●Land 24
2x 島
2x 沼
4x 汚染された三角州
4x 人里離れた谷間
1x 湿った墓
2x 闇滑りの岸
2x フェアリーの集会場
3x 変わり谷
2x 忍び寄るタール坑
2x 幽霊街

●Creature 10
4x 呪文詰まりのスプライト
3x 霧縛りの徒党
2x ヴェンディリオン三人衆
1x 奔流の機械巨人

●Other 26
2x マナ漏出
3x 致命的な一押し
2x 喉首狙い
3x 祖先の幻視
4x コジレックの審問
4x 苦花
3x 謎めいた命令
3x 密輸人の回転翼機
2x 悪夢の織り手、アショク

●SideBoard 15
3x 儀礼的拒否
1x 誘惑蒔き
2x 思考囲い
2x 滅び
1x 致命的な一押し
2x 集団的蛮行
2x 根絶
2x 虚無の呪文爆弾

年末の時と比べると…
・土地が24枚になりました。4マナ多いし流石に。
・変わり谷買ったので入れました。強いんだコレが。色の都合上3枚採用で、追加のミシュランとして集会場を入れてます。
・涙の川のせいで死んだことがあったので闇滑りの岸に変更。4枚入ってるリストも多いですが4マナ目をアンタップインさせたいので枚数減らしてます。
・クリーチャー枠。イマイチ仕事しないウーナの末裔と墓地対策がぶっ刺さるアンコウをリストラして、オシャレ枠として青機械巨人を入れました。個人的にめちゃくちゃ好きなカードなんですが、6マナなので仕事するかと言われると微妙…。普通に殴打頭蓋とかでいいかな。
・祖先の幻視を買いました。これがないと手札が持たないんですよ。選択はほぼ仕事しなかったのでリストラ。
・墓地対策ぶっ刺さる残忍な切断と、テンポで殴り切るのは不可能と判断して蒸気の絡みつきをリストラ。代わりにクリコマが1枚増え、ややコントロール寄りになりました。
・PWとしてアショクを採用。どっかの記事で見かけたので試したら気に入りました。フェアデッキに対して無限に強い。相手のタルモを奪うのが超楽しい。
・一方でコプターは残ってます。これが無いとクロック追いつかないので…
・あとはサイドボードを少し変更。誘惑蒔きはトロン相手に入れます()

●試合結果

試合時のライフメモを見返しながら大分うろ覚えで書いてます。

Rd.1 vsジャンド
今流行りの≪血編み髪のエルフ≫搭載型のジャンド。
G1は適当に相手を捌いてフェアリーとミシュラン突っ込ませて勝ち。
G2は血編み無双されて負け。
G3は≪祖先の幻視≫で稼いだアドを使って暴力をし、相手の≪闇の腹心≫が血編み捲って相手のライフが少なくなった所を攻め、最後は相手の血編み→タルモをクリコマで弾いて勝ち。

Rd.2 vs青黒ライブラリアウト
肋骨が壊れることでお馴染みのあのデッキ。
G1、相手が≪強行+突入≫撃ってきたところでLOと発覚。こちらの手札に4マナのカードが吸い付いてきてもたもたしてる所に≪正気減らし≫貼られてめちゃくちゃされ負け。
G2はダブマリの末4マナカードまみれのヌルキープ。相手の≪ジェイスの幻≫が無限に強くて負け。
対青黒LOはサイドプラン考えてなかったのでありったけのハンデスと墓地対策突っ込んだんですけどこれは良かったのでしょうか。

Rd.3 vs白緑呪禁オーラ
G1、ゲーム開始前に相手が≪神聖の力線≫、さらに1T目「ぬめるボーグル」で死を覚悟。メイン力線はねぇ…手札の半分以上が腐って何も出来ず惨殺。
G2、やはり力線がぶっ刺さる。≪滅び≫引けた時点で相手のライフは60近くまで増えており時すでにお寿司。負け。
呪禁オーラは完全に対策何も考えてませんでした…メイン力線まで入っていて全てがぶっ刺さっていて流石にムリです。交通事故みたいなもんだったかな。

Rd.4 vs緑トロン
G1、相手がトロン土地を置いたところで察し。ワームとぐろエンジンが無双し始めて負け。
G2、序盤に霧縛り出せて相手のライフを詰めれたので、相手のカーンを無視して本体殴ってたらなんとか勝利。
G3、≪絶え間ない飢餓、ウラモグ≫着地。チャンプし続けるもライブラリーが吹き飛んで負け。
トロンは天地がひっくり返っても勝てないと思っていたので、1ゲーム取れたことが奇跡でした。
対トロン戦については後で詳しく書きます。

Rd.5 vs緑トロン
また君か壊れるなぁ()
G1、相手が30マナぐらい出せるんじゃないかってほどマナフラしてたのにも関わらずウギン出て負け。
G2、相手ライフ残り6まで追い詰めたが最終的にカーンに土地全部追放されて負け。
連敗と長期戦の疲れからか大分滅入ってきてた覚えがあります。

Rd.6 vsホロウワン
マジック・ザ・ギャザリング2の名で巷で話題のデッキですね。
G1、相手ダブマリだったので花置いて適当にカウンター構えつつ殴って勝ち。
G2、序盤から火力を連打され、アグレッシブサイドボーディングしたのかと思ったけどそんなことはなかった。相手の≪炎刃の達人≫2体が除去できず普通に負け。
G3、相手の≪燃え立つ調査≫2発が不発に終わってくれたので、あとは墓地から≪炎跡のフェニックス≫を出ないように除去とカウンターしながら殴って勝ち。
ホロウワンは相手がどれだけ回るかで勝ち負けがほぼ決まる印象でした。今回は運にも救われたかな。

Rd.7 vsグリクシスコントロール
G1、割とマウント取ってたんですが、≪反逆の先導者、チャンドラ≫や≪稲妻≫あたりで順調に削られて最後は≪黄金牙、タシグル≫が除去できず逆転負け。
G2、1T目≪祖先の幻視≫待機から2T目で相手の≪グルマグのアンコウ≫除去したら、あとはアドの暴力しながら適当に殴って勝ち。
G3、ここでも≪祖先の幻視≫が強かった。終盤でアンコウ出た時はちょっと焦ったが、最後はトークンとミシュラン突っ込ませて勝ち。こちらのライフも2しか残っておらず、最後のアタック通していたらボルトで死んでいたのでギリギリの試合でした。
グリコンは自分からライフ削ってくれるので、青白コンより戦いやすい印象を受けました。序盤にビジョン待機できるかが重要になりそうですね。
この時点で目標の3勝(賞品獲得ライン)達成したので大分気が楽になりました。

Rd.8 vs緑トロン
あのさぁ…
G1、相手がトロン土地置いた時点で絶望。が、霧縛りや≪ヴェンディリオン三人衆≫で時間を稼ぎつつ殴り、相手が唱えたカーンを無視してミシュラと一緒にプレイヤーをどついたら勝てました。
G2、≪儀礼的拒否≫2枚に土地1枚の初手を悩んだ末キープ。その後もタップイン土地ばかり引きカウンターが間に合わず≪スラーグ牙≫やカーンが着地、最終的に≪歩行バリスタ≫で蓋をされ負け。ヌルキープ過ぎたかなぁ。
G3、最速で苦花置き、霧縛りとヴェンディリオンで時間稼ぎ。相手が忘却石からスラーグ牙出してきて大分膠着したが、最後は苦花起き直してトークンと≪密輸入の回転翼機≫でライフを詰めて奇跡の勝利。
まさか勝てるとは。

最終結果、4勝4敗。思ったより勝てました。
人間とかエルドラージ系に当たらなかったのに救われました。
大きなプレミも無かったし、勝ちたい相手にはしっかり勝てたので今回の結果はわりと満足してます。トロンとか神聖の力線入りオーラは頑張っても無理だから仕方ない。

●現状の青黒フェアリー考察

恥ずかしい話ですが、自分は最初フェアリーはテンポデッキの類だと思っていました。…が、パワーカードを叩きつけてくるデッキが多いので、テンポで殴り勝つのはしんどかったです。なのでややスピード落として構築しました。フェアリーはどれだけスピードに寄せても殴り切るのが7~8ターン目ぐらいになるので、ブン回って完封でも出来ない限りはしんどいかなぁって感じです。実際、相手のアタッカーを苦花のトークンでチャンプしつつ時間を稼ぎ、余裕が出来たら霧縛りやコプター、ミシュランでギリギリのライフレースに勝つというパターンが多かったです。思考囲いなんか撃ってる場合じゃねぇ!
速いデッキにしようとしてもあまり速くならず、ゆっくりコントロールしようとしても一瞬でゲームを終わらせるフィニッシャーが無いので捌ききれない、という中途半端さがフェアリー最大の弱点なのかなぁと思いました。モダンというフォーマット自体理不尽を叩きつけた方が勝つフォーマットなので、そりゃ環境には出ないわなと思いました。
あと序盤にライフを削る方法が乏しいうえに苦花がライフを吸っていくので、ダメージレースに勝つのも一苦労ってのも問題です。序盤に相手ライフにプレッシャーを与えることができれば大分強くなると思うんですが…ここはまだ模索中です。一時期赤を足そうともしましたが、クリコマのせいで3色目が足しづらいんですよね…
最後に、ここまで自分が当たった中で有利不利を少し書いてみたいと思います。

・有利対面
自分からライフを削ってくれるジャンドや死の影などにはハンデス連打されない限り有利付くと思ってます。飛行生物でヌルいライフ管理をする相手にわからせてあげましょう。あとコンボやコントロール系にも割と有利だと思います。ただ青白奇跡は長引くとトップ1枚で逆転されることがあるので意外としんどいと感じました。
あとフェアリーというデッキの性質上、有利対面だとしても勝てるとは限らない(むしろ途中ガバると即負けまで行く)ので覚えておいてください。コントロールの辛い所です。

・不利対面
トロン系。そもそもトロン自体中途半端な中低速デッキに対してクソ強いデッキなので勝てる要素が無いです。儀礼的拒否4積んでもダメな時はダメです。歩行バリスタが出ると負けが確定します。霧縛りが効くので連打できればワンチャン。
あとエルドラージ系。どれだけ頑張っても現実を砕くものに現実を砕かれて負けます。なんでトランプル付いてるのあれ。
あと魂の洞窟を使ってくるデッキ。丁寧に除去ハンデスすれば勝てる相手もいますが、例えば人間みたいな妨害も同時にしてくるデッキだとわりと絶望的です。
未練ある魂は確かに辛いですが序盤でマウント取れていればそこまでヤバくは無いです。むしろ復活の声のほうがつらい。ということでアブザンも大変です。
もう一つ付け足すならマナベースがカッツカツなのでランデスにもかなり弱いと感じました。他に定番どころだとバーン親和ドレッジ。
…苦手なデッキ多いなと思った貴方、大正解。しかも環境によくいるトロンエルドラージ人間親和バーンに弱いというのが本当に致命的すぎる。どんなデッキにも5割5分と言われたのは過去の話です。…しかしそれら以外にのデッキには噛み合い次第で割と勝てますし、アブザンにも勝てないわけではないので、サイドボードも含めれば決して見れる範囲が狭いデッキでは無いと思います。

・アショクについて
アンフェアデッキや高速アグロ相手には刺さりませんが、それ以外の相手にはだいたい刺さる偉い子です。一見コントロール相手だと腐りそうですが、奥義まで持っていけばだいたい勝てるので相手は放置できません。エルドラージ相手でも現実を砕くものを頂ければ一気に勝ちが見えてきます。あと苦花のトークンで忠誠度を守れるので見た目以上に仕事をしてくれます。ただ如何せん遅いので、デッキを速くするならどうしても抜けてきますね。

・密輸入の回転翼機について
デッキを遅くするならまっ先に抜けそうなカードですが、3枚残ってるのには理由がありまして…
霧縛りの徒党が出なかった時に使えるクロックがほとんどないんです。苦花トークンやスプライトじゃパワー1だしろくに削れないし、ヴェンディリオンはタフネス1なのでクロックとしてはあまり信用できず、変わり谷は飛行ついてないので殴れない時も多い。となるとルーター付きのパワー3飛行は貴重です。あと、こいつがいると未練ある魂にある程度耐性が付くのが非常に偉いです。
ただモダンに存在するほぼ全ての除去がぶっ刺さるのが考えものですね。霊気圏の収集艇あたりも試してみたいと思います。

ということで、如何に綺麗に霧縛りの徒党まで繋げられるか、序盤に相手のライフにプレッシャーをかけられるか、そしてそれらをどう両立するかが今後の研究課題になりそうです。
え?瞬唱の魔道士?ジェイス?そんなクソ高いカード買えるか!!!
…失礼。まぁ今後も少しずつ改良していきたいと思います。



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