忍者ブログ

Studio VIEWLIX

人生とは、まさにどうしようもないものであり、どうしようもないものであってどうしようもないものである。つまりどうしようもないもの 、簡単に言えば、どうしようもないもの、そのものである。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

3,200アクセス突破記念ショートストーリー「CHANGE-Q AfterStory~30th Birthday~」
予定より遅くなりましたが…
3,200アクセス突破記念として、とりあえずショートストーリーでも書こうと思います。
元々予定していたことだしね^^;


今回のショートストーリーは半年間にわたって続いた全27話の自作小説「CHANGE-Q」の後日談です。
ラグナ達の裏設定なんかも一気に放出したいと思います!
あと、Episode27のラストの謎等…まあ色々と(笑)

注)このショートストーリーは「CHANGE-Q」から話がつながっています。
「まだ読んでねーよ(;一_一)」という方は先に読んでからどうぞ。
カテゴリ「小説第2弾「CHANGE-Q」

注2)今回の小説は写真が殆ど無いです…ご了承ください。

本文は「Let's Read!」からどうぞ~
―CHANGE-Q最終回から7年が過ぎたある日、ダンヴァーの店にて。

52153c8c.jpeg







シルバー「ラグナの30回目の誕生日を祝ってー」
全員「かんぱーい!!!!!」
ラグナ「いやー、すまんね^^;」
ルマン「最後にあった7年前はまだまだ若かったが…もうすっかりオッサンだな(笑)」
ダンヴァー「それをもう40の俺達が言うのもどうかと思うが…」
ルマン「まー、あれだ、細かいことは気にするな!」
ラグナ「ははは…(苦笑)」

シルバー「俺達も引退する時が来たな…」
ラグナ「だね。グリンデルのレーサーになってから10年…色々楽しかったなぁ。」
ルマン「あの電撃ニュースから10年も経っていたのか。」
ダンヴァー「ん?そんなに経ってたんだ…」

ピーンポーン。

ラグナ「あいよ!」
セリカ「ちーっす!」
ラグナ「おぅ、久しぶり^^」
シルバー「俺はこの前会ったんだけどね(笑)」
セリカ「ったく、あれからラグナと一切連絡とれなくなったからびっくりしたわ。」
ラグナ「いや、スマンね。…セリカもあれから大分オッサン臭くなったな(笑)」
セリカ「そりゃ7年も会っていなかったらそうなるだろう!」
ラグナ「まあとりあえず座れや~」

セリカ「ったく、いきなりQRC脱退するとか言い出すから…」
ラグナ「あー、そういやそんなことも言ったっけな。」
ルマン「言ってたじゃないか。あの時―」

――――――
それは、EP27のラストまでさかのぼる。
ルマン「ダンヴァー、アンタはこれからどうするんだ?」
ダンヴァー「俺はこれからも…この店を続けるよ。」
ルマン「そうか。なら俺も手伝うよ。…で、」
一拍置いて、ルマンはラグナ達を振り返ると…
ルマン「アンタ達は?まさか引退するとかじゃないだろうな?」
ラグナ「ええ、僕は…」

ラグナ「僕は、とりあえず一旦グリンデルを出ていくことにします…」
シルバー「ハァ!?
ラグナ「この3年間、いろんな経験をしていくうちにレースの奥深さを感じて…」
ラグナ以外「…」
ラグナ「"誰よりも速く走る"という単純な行為…でも単純だからこそ奥深い…」
ダンヴァー「…だから"留学"したい、と…」
ラグナ「…その通り」
ルマン「ナルホド。でも、他の地域に行って極めるのは大変なことだぞ?」
ラグナ「そんなの分かってますよ…ただ…」
シルバー「ただ?」
ラグナ「やっぱりグリンデルは楽しかったし…」
ルマン「たし?」
ラグナ「やっぱり…未練が…」

ダンヴァー「アンタは行きたいんだろ?連絡ならいつでも取れる。気にするな!」
ラグナ「…!」
シルバー「…俺の事は気にしなくていいぞ。俺はこのままココでレースを極める事にするか。」
ラグナ「…」
シルバー「帰ってきたときには、もっとハイレベルなレースができることを期待してるぞ!」
ラグナ「…ああ…」
シルバー「約束だぞ!」
ラグナ「…分かった」
シルバー「よし、そうと決まったら全力サポートしないとな!いつ出るの?」
ラグナ「1週間後。行先は…確か…QQQアイランド、だっけ?」
シルバー「おーし、明日から手伝うか!!!」
ルマン「…もうこんな時間か。」
ダンヴァー「そろそろ店じまいだ。頑張れよ、2人とも。」
ラグナ「はい!!」

―――――

セリカ「アンタ…留学してたんだ…」
シルバー「え?QRCとかにも知らせてなかったの?」
ラグナ「あんまり大事にしたくなかったんだよね~」
ルマン「挨拶もしないとは…大した奴だよ、ほんと」
ラグナ「5年間ぐらいイイじゃないですか(笑)」
ダンヴァー「5年って…相当だぞ。…ん?」
ルマン「なんだ?」
ダンヴァー「5年間…だったら残りの2年間はどうしてたんだ?」
ラグナ「5年後、グリンデルに戻ってきました。偽名を使ってレースセンターで働いたり、レースに出たり…」
ダンヴァー「俺のように、ボディも偽装して、か…。歴史は繰り返す、って言うけど、本当なんだな。」
ラグナ「勿論、今もやっています。」
シルバー「そろそろ公開したらどうだ?今日の新聞にも…」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チョロイダー新聞 Q61年4月9日号

ラグナ、行方不明から7年

Q54年に突如行方不明になった、当時のチャンピオン、ラグナ氏。
今年で行方不明から7年になる。
警視庁は現在も目撃証言を集めているが、依然として証言が一切ない状態。
警視庁のレッド・ペガサスさんは「もし監禁等がされているなら一刻を争う事態になる。皆様のご協力をお願いしたい」と話している。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ラグナ「おいおい、随分と大事になってるな。」
シルバー「もうそろそろ公表すべきじゃない?」
ラグナ「よし、明日警視庁に出向くか。」
セリカ「きっと警視庁の奴らも驚くだろうな~」
ルマン「ははは…」

シルバー「よーし、そろそろラグナにプレゼント渡すか~」
ダンヴァー「盛り上がっていくぞー!!!」
一同「おー(棒)
ダンヴァー「棒読みって(笑)」

この後、ラグナは警視庁に出向き、大変なことになるのだが、それはまた別のお話…

Ⓒ2010-2011 ProjectSapple
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以上、ショートストーリー第1弾でした。
最終回で明かされなかったラグナの最後の言葉が分かってすっきりした方も多いのでは?(笑)

さて、明日から通常更新に戻ります。多分。
これからもPlayWorldを、そしてProjectSappleを宜しくお願いします^^

拍手[0回]

PR

コメント

1. 無題

ラグちゃんもついに三十路か…

Re:無題

>ラグちゃんもついに三十路か…

ははは(笑)
オッサン化しましたからね(笑)

7年はやり過ぎたかな…?
コメントを書く